どのようなスポーツでも、そのチームの方針や、チームスタイルに合わなかったりすることがあると思います。
また、日本のスポーツのシステムは、学校の部活が基本ですので、中学、高校、大学で部活動を入部すると、基本的には他の学校に転校しない限り、在学中の数年間は、そのチームに在籍することになります。
しかし、チームに合わないと感じているまま、過ごしていくのは非常に勿体ないですよね。
監督の好き嫌いで選手選考されることに嫌気を差していたり、馴れ合いの雰囲気のチームが嫌だと感じていたり、チームに合わないと感じている理由は様々あると思います。
そのような時の対処法について説明していきたいと思います。
環境を変える
1つ目は、当たり前ですが、そのチームを離れるという選択をすることです。
本気であれば、そのチームを離れる方法を模索して、思い切りの良い選択をしてみましょう。
自分の人生は、一生に一度きりしかありません。
自分の心に問うて、悔いのない選択をしてみましょう。
でも、逃げる選択はしないで下さい。
どういうことかを解説しますと、サッカーの本田圭佑選手の名言で、
環境にこだわれ
という言葉があります。
私は、本田選手の名言が好きで、よく本田選手の話を聞いているのですが、その中で本田選手は環境にこだわることが大事だと話をしています。
本田選手は、
「例えば世界一のサッカー選手になりたいとなったときは、サッカーのレベルが上がる環境に身を置くことがいわゆるベストな訳です。目標が決まり夢を持てば、そのために必要なことって皆さん分かってるんですけど、成果が出せない人とか夢を叶えられない人の多くは、その環境にこだわっていない。環境にこだわらない状況で、めちゃくちゃ頑張ってるんです。」
と話をしました。
つまり、環境にこだわることで、今の状態はもっと伸ばせる場所、もっと自分の才能がいかされる場所があるはずで、夢に近づくスピードをもっと加速させる場所があるはずであり、その環境にもっとこだわるべきだということです。
本当にそのとおりだと思います。
ですが、勘違いしないでほしいのが、先程も述べましたが、「逃げた選択をしない」ことです。
本田選手の言葉でも、「レベルが上がる環境に身を置くこと」ということを話しています。
甘い考えで、今の環境から逃げるのではありません。
あえて自分のレベルの上がる環境に行くということですので、言葉の意味を間違わないようにしましょう。
自分の心が世界を変える
環境の話をしましたが、実は環境の前に、もっと大事なことがあります。
それを遠回しに解説していきます。
この世の中には、2つの世界があることを知っていますか。
どういうことかいうと、例えばあなたの目の前に1本のペンがあるとします。
あなたにとっては、それは字を書くペンですよね。
ですが、子犬の前に、そのペンを置きます。
すると、その子犬は、そのペンで遊びはじめました。
つまり、子犬にとって、そのペンはおもちゃなのです。
もう一つ、あなたや子犬が居ない状態のペンは、どうなるのでしょう。
それは、字を書くペンでも、おもちゃのペンでも無く、ただの物になりますよね。
この「物」の状態のことを、仏教でいう「空」の状態と言うそうです。
それでは、ここで質問です。
このペンのが、字を書くペンになったり、おもちゃになったりするのは、
① 物が変わったのでしょうか?
② あなたや子犬という人が代わったからでしょうか?
答えは、そうです。人が代わったからです。
何が言いたいかというと、人によってペンにしたり、おもちゃにしたりできるということ、つまり、
何かを変えるのは自分次第
ということです。
はじめに、世界は2つあることを知っていますかと言いましたが、それは、先程のように、ペンが字を書くペンとして使われる世界と、おもちゃとして使われる世界ということです。
自分の考え方次第で世界が変わるということが理解できた時、あなたには、もう一つの世界が見えてくるのだと思います。
幸せはいつも自分の心が決める
最後に、私が色々と思い悩んだ時に、大事にしていた言葉があります。
相田みつおさんの名言として知られている言葉です。
幸せはいつも自分の心が決める
という言葉です。
この言葉には、2つの意味があると思います。
1つ目は、日常生活で、自分の周りに当たり前にある幸せに気がついているかということ。
2つ目は、誰かにとっての幸せは、他の誰かにとっては不幸であり、幸せ、不幸せという価値観は自分の思い込みで生まれるということ。
1つ目の「当たり前にある幸せへの気づき」とは、朝ご飯がおいしいと感じる幸せや、誰かに褒められた時の幸せなど、幸せを数えれば数えるほど、実は自分の周りにはたくさんの幸せがあることが実感できます。
2つ目の「幸せという価値観は自分の思い込みで生まれる」とは、どんなにお金持ちな人でも、本人が幸せだと思っていなければ、その人は 幸せではないということがあると思います。
幸せ=お金持ち
という定義は、自らが作りあげた価値観です。
ですから、人との比較とか、世間の常識とか、社会的な評価とか、そんなものより、もっと大切なことがあるということです。
あなたは自分の幸せを、自分で決めていますか?
自分の幸せは自分の心が決めるのです。
恥ずかしさとか、プライドとか、そのようなものを気にせず、ただ、好きなことをがむしゃらに頑張れば、その中でたくさんの幸せが生まれてくるのです!!
結論
このチームに合わないと思った時の対処法について、環境を変えること、自分の心が世界を変えること、幸せはいつも自分の心が決めるということを述べてきました。
結論としては、環境を変える前に、このチームに合わないと思うことについて、その原因は何なのか、今一度、自分の心に問うて見ることが大事だということ。
そして、色々と考え、悩む前に、自分の好きなことを、もっとがむしゃらに頑張っていくことが大事だということです。
例えば、今のチームの監督に評価されることだけが、あなたにとって幸せではないはずです。
もっと先の目標を見失わず、目標に向かって頑張ることで、あなたには幸せなことが溢れてきます。
今、あなたが考え、悩んでいる状況は、あなたが最終的に目標を達成して幸せを得るための試練として、神様から与えられたプレゼントなのではないでしょうか!!
以上です。
ご一読ありがとうございました。
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