みなさん、こんにちは!大阪府警察ラグビー部を熱く応援するファンであり、現場で取材を続けているguardiansサポーターです。
2026年9月26日、京大丸和ラグビーフィールドで行われたトップウエストAリーグ第2節。あいにくの雨模様の中でのMARUWA LOGISTAR’Z KYOTOとの一戦は、5-26(前半5-16、後半0-10)での非常に悔しい敗戦となりました。
取材ノートを握りしめながら声援を送っていた一ファンとしても、記者としても、昨夜は胸が締め付けられる思いでした。しかし、この敗戦の中にも、大阪府警ラグビー部だからこそ放つ「輝き」と「次へのヒント」が詰まっていました。これまでの対戦成績を振り返りながら、徹底分析していきます!
これまでのMARUWA(旧・関西丸和)との対戦成績
15人制の公式戦・プレシーズンマッチ、そして7人制(セブンズ)における激闘の歩みを整理しました。
🏈 15人制(トップウエストA・プレシーズン)
- 2023年9月23日(トップウエストA第1節):大阪府警 28 – 15 関西丸和 ⭕️
- 2024年11月2日(トップウエストA第5節):大阪府警 45 – 7 関西丸和 ⭕️
- 2025年11月22日(トップウエストA最終節):大阪府警 24 – 19 関西丸和 ⭕️
- 2026年5月24日(プレシーズンマッチ):大阪府警 43 – 14 MARUWA ⭕️
- 2026年9月26日(トップウエストA第2節・昨日):大阪府警 5 – 26 MARUWA ❌
🏉 7人制(セブンズ)
- 2025年4月20日(関西セブンズ2回戦):大阪府警 29 – 0 関西丸和 ⭕️
- 2026年4月19日(関西セブンズ決勝):大阪府警 12 – 17 MARUWA ❌
- 2026年7月12日(ジャパンセブンズ5位決定戦):大阪府警 19 – 14 MARUWA ⭕️
これまで15人制公式戦では勝利を収めてきた大阪府警ですが、今春の関西セブンズ決勝での惜敗、そして今回の公式戦での敗戦 と、創部10年目でリーグワン参入を目指すMARUWAの並々ならぬ準備と勢いを強く感じる一戦となりました。

MARUWAが見せた準備力と徹底された戦術
勝利を収めたMARUWA LOGISTAR’Z KYOTO(関西丸和ロジスティクス)の戦い方は、一言で言えば「悪天候下における徹底されたリアリズム」でした。
雨でボールが滑り、ハンドリングエラーが多発する劣悪なピッチコンディションにおいて、MARUWAは自陣からの無理な展開を一切排除。ハイキックやロングキックを主軸とした「キック&チェイス」を徹底し、着実に敵陣奥深くへと領域(テリトリー)を進めました。そして、大阪府警察の焦りやプレッシャーから誘発されたペナルティを見逃さず、前半開始早々から果敢にペナルティゴール(PG)を選択。着実に3点ずつを積み重ねることで、精神的にも有利な展開を作り出しました。
濡れたボールでのリスクを冒さず、領域を取って相手にプレッシャーを与え続ける——この鉄則の徹底こそが、MARUWAの強みでした。
MARUWAが見せた強烈な「勢い」は、単なるお天気の悪戯でも、その場の風向きによる奇跡でもありません。2023年にトップウェストAリーグへ昇格して以来、日々の厳しいトレーニングで培ってきた確かなフィジカルと、チーム全体に浸透した「凡事徹底」の姿勢、そして何としても勝利を掴むという明確な意志の産物だったのです。
MARUWAが見せた見事なゲームプランと勝利への執念は、まさに次の言葉に集約されていると感じます。
「雨のコンディションでキック攻勢を徹底し、序盤から着実にPGを狙う。その一貫した『勢い』の裏には、一人ひとりの努力の積み重ねと勝つために準備してきた明確な意志が存在していました。
京都初のリーグワン参入という目標を掲げ、日々のトレーニングと社業を両立させながら重ねてきた歴史と一人ひとりの努力。その強い思いが、あの迷いのないプレーの「勢い」となってグラウンドに表れていたと感じます。

大阪府警察に足りなかったもの、そして負けてなお光った強み
大阪府警察ラグビー部に不足していたものは何だったのでしょうか。愛を込めて冷徹に振り返るならば、それは「悪天候下でのゲームマネジメントの甘さ」と「プレッシャー下におけるチーム全体の判断の統一感」でした。
今年の大阪府警察のラインナップには、誰もが羨む圧倒的なポテンシャルを持つ選手たちが名を連ねています。
スクラムやラインアウトといったセットピースにおいて、フォワードの重厚な力強さはリーグ屈指です。しかし今節では、水を含んだヘビーなピッチ状態でのブレイクダウン(タックル後のボール争奪局面)において相手の素早い集散に押し込まれ、反則を重ねて自ら流れを手放してしまいました。
また、BK陣に目を向けると、個々の閃きは随所に見られましたが、「雨の中で、キックを蹴り分け、どのエリアで攻め切るのか」というチーム全体の意志が統一されていないように見え、個の能力が分断されてしまった印象でした。
後半、大阪府警察は激しいタックルから反撃のトライを奪い、後半スコアを5-10と食い下がりました。しかし、敵陣ゴール前での勝負どころにおいて、ハンドリングの精度欠如やプレッシャーによる集中維持の乱れから得点を奪いきれず、反撃の芽を摘まれてしまいました。勝負どころでの精度の差が、そのまま16点差という重い結果となって表れてしまったのです。
今回対戦したMARUWA LOGISTAR’Z KYOTOは、近年トップウェストAリーグにおいて急速に力をつけ、著しい進化を遂げている実力派チームです。
かつてリーグ内で絶対的な優位性を誇っていた大阪府警察ラグビー部にとって、着実に実力をつけてきたMARUWAは、今やリーグ上位に君臨し、さらなる高みへ挑むために「絶対に乗り越えなければならない最大の壁でありライバル」となりました。
セブンズ大会や過去のリーグ戦でもしのぎを削ってきた両チームですが、今回の完敗で突きつけられた課題は明快です。ライバルの存在は、自分たちの弱点を映し出す鏡でもあります。この悔しい壁から目を背けず、正面から受け止めて乗り越えるプロセスこそが、大阪府警察ラグビー部が真の強豪へと脱皮するための不可欠なステップとなるはずです。
記者として、そしてサポーターとして今回の試合を冷静に紐解いたとき、一番にお伝えしたいことがあります。それは、
「敗戦の中でも、府警伝統のディフェンス、激しいタックル、そして粘り強さは間違いなく輝いていた」
ということです。
雨でボールが滑る過酷な状況下でも、相手の怒涛のアタックに対して身体を低く投げ出し、倒れてもすぐ起き上がって泥臭く止め続ける姿。あの激しいタックルと献身的な粘り強さこそが、大阪府警察ラグビー部の象徴であり、最大の強みです。試合に敗れましたが、その強みが輝いている限り、チームは立ち上がり続けると信じています。

まだまだ終わらない!生まれ変わる大阪府警ラグビー部へのエール
雨の京大丸和で突きつけられた敗戦は痛恨極まるものでしたが、私たちは下を向く必要など一切ありません。シーズンはまだ始まったばかりであり、この「完敗」という苦い経験こそが、チームが殻を破り、大きく生まれ変わるための最強の触媒(きっかけ)となるからです。
大阪府警察ラグビー部には、泥に塗れても何度でも立ち上がる「タフなプライド」があります。この敗戦で得た教訓を糧に、次戦からどのような修正力と進化を見せてくれるのか、胸の鼓動が高鳴って仕方がありません。
私がこの苦しい敗戦を経て強く確信したのは、チームの底力と未来への希望です。
今後のトップウェストAリーグ日程と見どころ
- 10月10日(土)12:00 K.O. vs リコージャパン BLACK AEGIS(天理親里)
- 見どころ: 敗戦からの再起を懸けた重要な第3節。聖地・天理親里で、修正したエリアマネジメントとセットピースの立ち直りを見せられるかが試されます。
- 10月24日(土)12:00 K.O. vs 豊田通商 BLUEWING(天理親里)
- 見どころ: チームの連携と戦術遂行精度をさらに磨き上げ、後半戦に向けて勢いを加速させたい一戦です。
- 10月31日(土)14:00 K.O. vs Daigas Struggers(大阪ガス)
- 見どころ: リーグ屈指の強豪・Daigasとの大一番。アウェイの地で、生まれ変わった大阪府警の真価が問われる天王山です。
- 11月7日(土)15:00 K.O. vs 中部電力(中部電力日進総合)
- 見どころ: フィジカルバトル必至の伝統チーム対決。FW陣の意地とBK陣の展開力が噛み合うかが勝利の鍵となります。
- 11月21日(土)14:00 K.O. vs JR西日本レイラーズ(JR西日本)
- 見どころ: リーグ最終盤のライバル対決。進化の結実を証明し、リーグ上位に返り咲くための最終決戦です。

生まれ変わる「街の守護者たち」へ
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、選手たちの表情には悔しさがにじみ出ていました。しかし、普段は街の安全を守る警察官として公務を果たし、グラウンドでは桜のエンブレムを胸に愚直なまでに勝利を追い求める彼らの背中は、いつだって私の、そしてファンの皆さんの誇りです。
自分の強みを再確認し、戦術の選択肢を磨いたとき、大阪府警察ラグビー部はさらに恐ろしいチームへと生まれ変わります。
リーグ戦はまだ始まったばかり。この悔しさを糧にして、次節でさらに進化した逞しい姿を見せてくれることを心から期待しています!これからも現場から熱い取材と声援を送り続けます📣頑張れ、大阪府警察ラグビー部!🌸🏉


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